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ファインワインは2018年も安定

2019年1月3日 ルパート・ミラー

ライブ・エックス・ファインワイン100の2018年の終値は、緩やかではあるが安定した一年間を経て、2017年の終値から0.2%下がった一方で、より対象範囲の広いファインワイン1000は、前年比10%上昇した。

先月、ワインバイヤー達は、2018年を締めくくるに当たり、ボルドーやシャンパーニュといったクラシックワインへと再び立ち返った。オー・ブリオン2000ヴィンテージを筆頭に、シュヴァル・ブラン2005年やクリスタルの2009年が高値をつけた。その一方で、ペンフォールズ・グランジュ2008年、オーパス・ワン2014年、パヴィ2009年、シャトー・マルゴー2015年(ピークで1ケースあたり1万2千ポンド)、クロ・デ・パプ2015年を含む様々な産地のワインの価格が下落した。

12月の運用実績は、前月11月にピークに達した後、やや減速しており、より対象範囲の狭い「ファインワイン100」では思わしい進展が見られなかったものの、対象範囲の広い「ファインワイン1000」は、2017年の終値から10%増となった。

ファインワイン1000のサブ指数は全て、ここ近年、上昇の一途を辿っており、特にブルゴーニュ150は、総合指数34.9%増と非常に堅調な伸びを見せている。次に好調な伸びを見せているのがボルドー・レジェンド50で8.3%増、シャンパーニュ50が7.8%増で、ローヌ100は6.9%増と依然として存命の兆候を見せた。ボルドー500は、0.6%増とおおむね横ばいで、イタリア100は、その他の産地50と同じく、今年は特に目立った動きがなかった。昨年、ライブ・エックスが新たに導入した指数であるカリフォルニア50とポート50は、それぞれ21%と3%の伸びを見せた。

その一方で、ここ15年間の間にファインワインが非常に堅調な投資対象であることが証明されたとライブ・エックスは指摘する。この15年間で「ファインワイン100」と「ファインワイン1000」は、それぞれ213%と258%の伸びを記録している。かたや、同期間中の米国株の伸び率は143%、英国株の伸びはほんの59%で、アジア諸国の株の伸び率は、これより遥かに低い。

The Drinks Businessより